2023年5月10日、50種類以上の通貨による送金が可能で、オンラインカジノでの決済サービスとしても有名なエコペイズ(ecoPayz)の名称がペイズ(Payz)に変わりました。
ロゴや公式サイトが一新されたPayzですが、機能やサービス内容も変更されたのか、気になっている方も多いでしょう。
今回はecoPayzからPayzへの変更点について紹介していきます。
ecoPayzのアカウントはどうなるのでしょうか?
オンラインカジノでecoPayzを利用していた方にとって一番気になる点は、社名がPayzに変更されたことによってecoPayzで取得したアカウントは使えなくなるのか、ecoPayzで登録した情報を引き継ぐために手続きが必要なのかということではないでしょうか。
既にecoPayzに登録し、アカウントを取得している場合、Payzでそのアカウントをそのまま利用することが可能です。ecoPayzで登録した口座情報もそのまま使用できます。
名前が変わったからといって、新しくアカウントを作り直す必要はありません。
クラシック・シルバー・ゴールド・プラチナム・VIPという5つのアカウントレベルもecoPayzからPayzにそのまま引き継がれます。
アカウントがそのまま使えるということで安心する方も多いでしょうが、ログインの際に少し注意が必要です。
ecoPayzにログインする際、ブラウザにログイン情報を保存していた場合、Payzで初回ログインする時にその保存情報は利用できません。ecoPayzで使用していたログイン情報を一から入力する必要があります。この入力する手間は初回のみですが、プラウザの保存機能を長く使っていたためにログイン情報を忘れてしまった場合は、公式サポートに直接問い合わせしてください。
Payzの入金・出金方法は同じですか?
Payzの入金・出金方法もecoPayzから変わっていません(2023年5月末現在)。
入金方法として日本では利用できないecoVoucherについても、Payzでは利用できるようになるのではないかと一部の利用者の間では期待されていたようですが、Payzでも日本でのecoVoucherは利用不可です。
入金方法について、銀行振込だけではなく仮想通貨が使えることやオンラインカジノではクレジットカードやデビットカードが使えないこと、出金についてはアカウント取得時の「クラシック会員」では出金できないなど、細かいルールもecoPayzからPayzにそのまま引き継がれています。
しかしPayzの公式ブログには2023年5月10日に「今後数か月以内に多くのエキサイティングな新製品を販売する予定です」という記載があるので、今後入出金方法についての選択肢も増えるかもしれません。
手数料に変更はありますか?
ecoPayzの手数料には入金手数料、出金手数料、通貨の換算手数料、12か月休眠後のアカウント維持管理料がありました。
2023年5月末現在、Payzの手数料についても以下のとおりecoPayzからの変更はありません。
入金手数料
入金方法 | 手数料 |
銀行振込(Wirepay) | 入金額の5% |
銀行振込(Various Banks) | 入金額の7% |
仮想通貨 | 無料 |
出金手数料
出金方法 | 手数料 |
エクスプレスローカル送金 | 出金額×6%(最低€15) |
高速現地送金 | 出金額×1%(最低€15) |
ローカル出金 | 出金額×1%(最低€15) |
通貨換算手数料(自分がオンラインカジノで利用している通貨と、Payz口座の通貨が異なる場合に発生)
ランク | 手数料 |
クラシック | 換算額の2.99% |
シルバー | 換算額の2.99% |
ゴールド | 無料 |
プラチナム | 無料 |
VIP | 無料 |
12か月休眠後のアカウント維持管理料についても、ecoPayzと変わらずPayzでも会員ランクに関係なく、1か月につき1.5€(日本円で220円~230円相当)発生します。
今後のPayzでの新展開に伴い、手数料にも変更がある可能性もありますので、利用の際はPayzの公式サイトで確認するようにしましょう。
おわりに
2023年5月10日、ecoPayzは社名がPayzに変わりましたが、2023年5月末時点での変更点は社名、ロゴ、ウェブサイトアドレスの3点のみです。
ecoPayzで取得していたアカウントや口座情報はそのままPayzに引き継がれており、利用手続き等は必要ありません。入出金方法や手数料もecoPayzからの変更はないので、オンラインカジノで今までと同じように利用することができます。
しかしPayzの公式ブログではこの先の大きな変更の可能性を示唆しているので、Payzを使用する前に手数料等を必ず確認してください。